外壁塗装で使う塗料の種類には、ざまざまなものがあります。
その塗料の種類によって、耐久性、効果、費用が変わってきます。
種類が多すぎて、どれが良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは現在ある塗料の一部についてご紹介していきます。
塗料の種類
アクリル
昔ながらにあるアクリル塗料ですが、材料費が安いのが特徴です。
ですが、耐久性がその分低いため、外壁塗装工事ではほとんど使われていません。
アクリル塗料を勧めてくる業者がいたら注意しましょう。
ウレタン
ウレタンは、数年前まではメインで使われていた塗料です。
シリコンやラジカルが出てからは、外壁塗装で使われることは少なくなりました。
アクリルの次に費用が安く、耐久性も低い塗料です。
ですが、相性の良い付帯部には現在もよく使用されています。
シリコン
現在では、このシリコン塗料が主流で使われています。
コストパフォーマンスに優れ、費用、耐久性のバランスがちょうど良い塗料です。
付帯部にも使われる人気の塗料です。
ラジカル
ラジカル塗料は、シリコンとほとんど費用が変わらない塗料ですが、耐久性はシリコンよりも優れる塗料です。
近年販売が始まっており、そのコストパフォーマンスからシリコンよりも人気が出始めています。
期待値用年数が、シリコンが12年に対して、ラジカルは15年となっています。
フッ素
フッ素塗料は、期待耐用年数が18~20年と耐久性に優れた塗料となっております。
ですが、その分費用が割高なので、使用頻度はそこまでありません。
遮熱塗料
遮熱塗料は、熱を反射する機能がある塗料です。
夏は紫外線を反射してくれるため、屋根材の温度が上がりにくく、室内の温度を下げる効果が期待できます。
もちろん、塗料なので塗ったから劇的に涼しくなることはないため、使用する際は注意が必要です。
断熱塗料
断熱塗料は、熱の伝わりを遮る効果がある塗料です。
そのため、夏は外からの暑さを遮り、冬は室内の暖かい空気を逃がさないようにしてくれます。
しかし、遮熱塗料同様に、その効果は微々たるものですが、費用がそれなりにするため、そこまで使われていません。
無機フッ素
無機フッ素は、フッ素以上の耐久性で費用も非常に高い塗料です。
期待耐用年数は20~23年と言われています。
使用する際は、将来的なコストパフォーマンスを考えたほうが良いでしょう。
まとめ
外壁塗装工事では、さまざまなグレードや、遮熱断熱効果ある塗料もあります。
ご自身の希望に合う塗料をしっかりと把握して使っていきましょう。