外壁塗装工事はどのような流れで行われるかご存じでしょうか。
塗料を塗って終わりではなく様々な工程があり仕上げられています。
ここでは工程の流れやそれぞれの期間について解説していきます。
外壁塗装の工程とスケジュールまとめ
外壁塗装工事には正しい流れがあります。
それらに沿って作業を行わなければ、正しい効力を発揮しないだけでなく、まったく意味のない工事を行ってしまうという可能性があるので注意しましょう。
1日目:足場の設置・ネット設置
足場の設置は塗装工事を行う上で必ず必要な工程です。
足場の設置と合わせてネットを掛けて1日目の作業は完了となります。
足場の設置中は金物がぶつかり合うなどの騒音が続く為、近隣への配慮などが必要です。
2日目:高圧洗浄
塗装を行う前には必ず高圧洗浄を行います。
専用の高圧洗浄機で、14.7MPa(メガパスカル)という非常に強力な圧をかけながら洗浄を行いますので、作業中は水が飛び散る為注意が必要です。
3日目:養生
高圧洗浄が終われば、作業箇所の養生を行います。
外壁塗装を行わない場所、色の塗り分けを行う個所など、作業個所が多ければ半日ほど掛かることがあります。
4日目:下塗り
養生が終わればいよいよ塗装が始まります。
外壁塗装は主に3度塗りで仕上げていくのですが、特に大切な工程がこの下塗り作業となります。下塗りの塗り忘れや塗りムラがあると、施工後にすぐに塗膜が剝がれたり、クラックが発生するという不具合に繋がります。
5~9日目:中塗り・上塗り
下塗りがしっかりと乾燥した後、中塗り、上塗りと塗料を塗って仕上げを行っていきます。
中塗り、上塗りには、「外観の美しさを保つ」、「防汚性、防水性の効力」、「外壁材を紫外線から守る」といった目的があり、塗装の仕上げ工程となる非常に大切な工程です。
10日目:完了点検、足場解体
塗装工事が完了すると、現場管理者により作業確認があります。
塗り忘れ、塗りムラなどが無いかチェックを行い、足場を解体していきます。
完了点検は立ち会うことがおすすめ!
作業完了後のチェックには立ち会うことがおすすめです。
塗装の仕上がりの判断が難しいかもしれませんが、外壁の傷や、付帯物の傷、飛散した塗料などが無いかなどのチェックは立ち会いながら行うことで、作業後のトラブル発展を防ぐポイントとなります。
まとめ
外壁塗装は施工の腕も重要ですが、正しい施工手順に沿って行うことが非常に大切です。
工事前に施工手順について、しっかりと説明を行ってくれる業者を選んでいきましょう。