外壁塗装は一般の方が見ても仕上げのクオリティが判断し辛いだけでなく、手抜き工事をしようと思えばいくらでも手を抜くことが出来る工事です。
「外壁塗装工事が始まったけど、手抜き工事をされないか心配、、」という方の為にも、手抜き工事が行われていないか見抜く方法を紹介していきます。
外壁塗装の手抜き工事の手口とは?
外壁塗装は余程酷い仕上がりで無ければ、手を抜いているか否かの見極めが非常に難しい工事です。
また、様々な外壁塗装は様々な工程に分けて行われますが、どれも簡単に手抜き工事が出来るという面もあります。
では外壁塗装で行われる手抜き工事とはどのようなものがあるのでしょうか。
養生を行わない
外壁塗装を行う際、塗装を行わない部分、外壁に取り付けられている付帯物(給湯器など)、色の塗り分けを行う場所には、塗料がはみ出ないおように養生を行います。
養生は塗装を行う前の下準備として非常に重要な工程であり、丁寧に行えば半日以上も掛かる作業です。
しかし手抜き工事業者はその養生を行わずに塗装をしていきます。塗装の仕上がりにも大きく影響を与える為、しっかりと養生を行っているか確認しましょう。
洗浄を行わない
正しい工程では外壁塗装を行う前に水道水による高圧洗浄を必ず行います。
外壁の汚れを落とす為や、古い塗膜を落とすことで新しい塗装の密着性を高める為です。
洗浄を行わずいきなり塗装を始める業者は絶対に手抜き工事業者なので注意が必要です。
塗料をすり替える
高耐久の高級塗料による塗装で契約を行ったにもかかわらず、格安の塗料で塗装を行うというのも手抜き工事業者の悪質な手口です。
規定量の塗料を塗らない
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回塗装を行うことで仕上げていきます。
手抜き工事業者の常習手口として、中塗りや上塗りを行わず2回塗装で仕上げるという手口があります。
塗料を薄める
正規の工程、回数で塗装をしていても手抜き工事は行えます。
塗料を水などで薄めることで、少量の塗料で工事を終わらせてしまう業者もいます。
作業中は確認を行うようにしよう
工事中はなるべく作業場に顔を出すようにしましょう。
正しい施工が行われているかの判断は難しいかもしれませんが、見られているというだけでも手抜き工事業者は手を抜き辛くなります。
まとめ
外壁塗装は手抜き工事が行いやすい工事内容です。
そんな悪質業者に当たらない為にも、しっかりと信頼できる業者選びを行いましょう。