ネットで検索をすればどんな情報でも簡単に手に入る時代ですが、外壁塗装の悪質業者は無くなりません。
ここでは悪質な外壁塗装業者が使用する手口を紹介していきます。
悪質な外壁塗装業者が行う手口とは
外壁塗装トラブルによる電話相談窓口への問い合わせは年間3万件以上と増え続ける一方です。
悪質業者は巧妙な手口で施主を騙してきます。そういった悪徳業者に関わらないためにも悪質業者の手口を把握しておきましょう。
オリジナル塗料
『弊社は自社オリジナル塗料を使用している為、相場価格よりも安いですが、保証は30年つけます!』
このように実績の不透明なオリジナル塗料を執拗に推してくる場合はかなり危険だと思ってください。
国内では様々な塗料メーカーが、日々高性能な塗料の開発に努めています。
冷静に考えて塗装業者が安価で高性能な塗料を開発できるとは思えません。
悪質業者が使用する鉄板の手口ですので注意しましょう。
即決の契約を促す
『今すぐ契約してくれるなら20万円値引きします』『今日契約して下さい』というように即決の契約を促すのも悪質業者の常習手口です。
即契約をさせるのは施主が複数社で比較する時間を与えないためです。
工事費用の全額前払い
『契約直後に契約金額を全額振り込んでください。振込確認後に業者を手配します。』
これも悪質業者の特徴です。工事費の振込後、全く連絡が取れなくなり、業者も来ないというトラブルに繋がります。
自作自演による工事
これは非常に悪質な業者が行う手口です。
『屋根の点検を無料で行いますよ』と点検を装って屋根に上り、施主の見えないところで屋根材を破損させ、『屋根が破損していたのですぐ補修しましょう』という契約に繋げる行為です。
点検無料は多くの優良業者が行うサービスの一種でもあるので、全てが悪質業者ではありません。
訪問販売による点検といった少しでも不安が過る業者には点検をさせないようにしてトラブルを回避しましょう。
不正な施工
契約までは正当な業者を装っていても、工事中に不正工事を働く業者もいます。
例えば塗料の差し替えです。
高価格で高グレードの塗料で契約を行っておきながら、安価な塗料を使用するケースがあります。
他にも、3度塗りをする必要がある外壁を2度塗りで仕上げてしまうという不正工事もあります。
信頼できる業者選びを行うしか回避方法が無いというところが非常に悪質です。
まとめ
悪質業者は様々な手口を使用して施主を騙します。
信頼できる業者選びを行うことでトラブルを回避し、安心してメンテナンスを行いましょう。