外壁塗装は決して安い金額ではありません。
契約を行う際には様々な注意点があります。工事中、工事後のトラブルを事前に回避するためにも確認すべきポイントを解説していきます。
外壁塗装の契約で確認すべきこと
外壁塗装の契約時、確認すべきはトータルの金額だけではありません。
工事中や工事後のトラブルを回避するためにも確認しておきべきポイントは沢山あります。
工事内容の明細
見積時までは工事内容が明確に記されていたのに、契約書になると工事内容が省略されているというケースがあります。
契約後は何があってもあくまで契約書ベースで全てが判断されるため、契約書にも工事内容の明細、使用商材などが記されていることは必ず確認してください。
施工保証
外壁塗装の場合、塗料メーカーが保証制度を行っていないということもあり、商品保証はありません。しかし多くの業者は塗装の「施工保証」が付きます。
施工保証は業者により定めれられる為それぞれ異なりますが、「施工後に塗り斑が判明した場合の保証」や「塗装が耐用年数より著しく早い期間で剥がれた場合の保証」といった工事内容に関する保証があります。
この施工保証の有無は、トラブルが発生した場合に非常に重要になる為、契約書にサインを行う前に必ず確認しておきましょう。
支払条件
外壁塗装は決して安い金額ではありません。
「施工前50%、完工後50%」「施工前80%、完工後20%」と業者によりそれぞれ条件が異なる為、契約時に確認しておきましょう。
工事工程
「いつからいつまでの工事になるのか」というのも契約時に確認しておくべきです。
契約して契約金を払ったとたんに対応が遅くなる業者も少なからずいます。
そのようなトラブルを回避するためにも工期は確認しておきましょう。
工事遅延
外壁塗装は外回りの工事のため、度々遅延することがあります。
遅延した場合の対応も契約前に確認しておくことで様々なトラブルを回避できるでしょう。
契約約款は全て読むべき
契約書には必ず「甲は、、乙は、、」という契約約款があります。
『分かり辛い言葉で長々と記載されているし、なんとなく大丈夫でしょ』と思って読まない方も多いと思いますが、非常に重要なことも記載されている為、しっかりと確認しておきましょう。
まとめ
細かいことを確認せず契約書にサインをし、工事中や工事後にトラブルに発展することはよくあることです。しっかりと確認事項を済ませ、不安のない状態で契約を行いましょう。